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転校を繰り返した著者が、その苦い経験を振り返った随筆文。なかでも女子大の附属から名古屋のS校への転校はつらく、髪の結び方から靴下の色まで定めた校則と、虎の巻を写して棒暗記する授業に反発して自暴自棄になる。憧れの女子大への復校は果たしたが、特別な計らいで受けた試験の結果は散々だった。始業式の日、担任は「普通の編入でしたら、とても這入れない成績でしたが」と言った。