耳で聴く本屋さん

女の決闘

内容紹介

ロシアの医科大学に通う女学生のもとへ、ある晩一通の手紙が届く。差出人は彼女と関係を持つ男の妻。明朝十時、拳銃持参で指定の停車場へ、立会人は連れずに来るようにという決闘の申し込みだった。妻は銃を売る店で賭と偽って射撃を教わり、陰気な中庭で夜まで稽古を重ね、六連発の拳銃を抱いて床に就く。翌朝、約束の停車場に降り立った二人の女は、黙ったまま野原を歩き、白樺の森の背後で向かい合う。