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民種改善学の実際価値

内容紹介

優生学の意義と限界について語った評論。丘は、優生学が日本でも流行すると予測しつつ、その真価を冷静に論じる。理屈の上では、優れた者に繁殖させ劣った者の生殖を制限すれば人種を改善できるというのは明快だが、現在の社会制度と人間の性質が変わらない限り、実行できるのは結婚に関する取り締まり程度に留まると指摘する。過大評価した後に捨て去るということを繰り返さないよう、真価を見極めることの重要性が語られる。