耳で聴く本屋さん

人生の共感 求められる文学について

内容紹介

『貧しき人々の群』『伸子』『道標』などの代表作で知られ、昭和期に活動した作家の文芸評論。過去・現在・未来を含めて、私たちには人生のあり方や生き死になどについて、自分自身で感じ、納得してみたい心持ちがある。応えられるのは文学も小説しかない。そのためには、作家は「私」というものを改めて掴まえ直し、自身の内外なる歴史性のへの感覚を相連関するものとして作用させつつ、人生を直に浴びながら作品を描き出さなければならない。