耳で聴く本屋さん

父八雲を語る

内容紹介

小泉八雲(ヘルン)の次男が、文学者としての父について語ったラジオ放送の回想。八雲の作品を貫く「怪奇」という特質に着目し、その源泉を彼の過敏な神経や淋しい生い立ちに求めている。日本語をほとんど解さなかった八雲のために、夫人が古本屋をめぐって怪談本を読み漁り、薄暗いランプの下で語り聞かせた創作の様子、代表作「耳なし芳一」の原文に近い形での紹介、「開門」の一語に飛び上がって喜んだ逸話などが語られる。