耳で聴く本屋さん

ヘルムホルツ

内容紹介

エネルギー恒存の原理がいかにして見出されたかを、ヘルムホルツの生涯とともに記した評論。物体の落下にみる運動と位置のエネルギーの関係から説き起こし、熱の正体をめぐる論争へ進む。ルンフォードの摩擦実験、マイヤーの着想、ジュールの測定という段階を経て原理が確立された経緯をたどる。病弱な少年が軍医を志し、霊魂説を永久機関とみなす発想から原理に至った挿話や、生理学・物理学・数学にわたる業績も紹介される。