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戦後日本のファシズムへの市民的抵抗について書かれた評論。1949年8月、ポツダム宣言受諾から四回目の記念日を前に、下山事件・三鷹事件・千葉のファシスト地下組織などを例に挙げ、こんにちの日本のファシズムが「左からまわって」民主主義を口実に進行する狡猾さを指摘する。新聞報道への無批判な習慣づけがファシズムの社会心理学だと述べ、「進歩」とは前衛だけでなく最低線でこそ測られると説く。