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応仁の乱

内容紹介

『父帰る』『恩讐の彼方へ』などの代表作で知られ、大正・昭和期に活動した作家による歴史解説。応仁の乱は、将軍義政の秕政と驕奢が起因とされるが、果たしてそうか。義政の時代、増大する窮民はたびたび一揆を起こし、室町幕府は十三度も徳政令を出している。こんな無政府的な世相にあって、応仁の乱を巻き起こしたのが、山名・細川両氏の勢力争いである。誰も戦意がなく、お義理に戦争しているのだから、十一年間も勝負が定まらなかった。