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女学校の卒業式で行われた、新渡戸稲造の講演録。世の中は鉄砲・説法・女房の三つの「ぽう」で治まっているという言葉を用い、広い意味での婦人の力の大きさに触れる。そのうえで、学校を卒業しても安心してはならないと主張する。最も大切なのは読書や語学の技術そのものではない。生活の中でむっとしたり、よからぬ考えが浮かんだりしたときに自覚し、学校で学んだ高尚な思想をもって自分を律すること、つまり人格を養うことが大切だと言う。