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日本人の「海外礼賛」と外国での日本料理をめぐる体験を通して、「本物の味」「客としての主体性」「日本的な食」を語る随筆。海外通を気取る日本人は、フランスやアメリカをやたら持ち上げるが、日本人でありながら日本のことをよく知らないことがあるので話が根本からおかしい、と批判する。そういう人たちが外国で日本文化を紹介しても、フジ・ゲイシャ・奈良の鹿に煎餅程度で、日本料理の真価など伝わるはずがない、と嘆く。