耳で聴く本屋さん

初雪

内容紹介

陽気な巴里の女は財産目当ての両親の意には逆らえず、四年前にノルマンディーの貴族と結婚させられた。良人は根が陽気な逞しい青年だが、物わかりはいい方ではない。二人はノルマンディーの屋敷に住み始めるのだが、雨が多く寒い冬になる度に、彼女は寒さに耐えられなくなる。暖房を据え付けてほしいと言っても、良人は聞き流すばかり。良人に理解してもらうには、自分が病気になるしかないと考えた彼女は、意を決して最後の手段に出る。