耳で聴く本屋さん

銀座は昔からハイカラな所

内容紹介

明治時代の銀座界隈の珍しい出来事を回想した随筆。明治七、八年頃、尾張町の東側に伊太利(イタリー)人が持って来た見世物があり、パノラマ風の絵に燈火の仕掛で色々な光を投げかけていた。明治五年に横浜新橋間に汽車が開通した時には、新橋停車場の前に沢山の紅提灯が吊るされた。明治七年頃には二階馬車が煉瓦の通りを走るようになった。こうして西洋の文明が横浜から新橋へ運ばれ、煉瓦は他よりもハイカラな所となっていった。