耳で聴く本屋さん

想片

内容紹介

階級と芸術についての評論。雑誌『改造』で発表した「宣言一つ」への批評を受け、自身の見解を改めて述べる。従来、個性の内的衝動に重点を置いて物を言ってきたが、その立場は今も変わらない。衝動の醇化された表現が芸術であり、ブルジョアジーやプロレタリアートを超越したところに芸術は存在すべきだが、醇化が実現された場合のみが萌芽となりうると論じる。