耳で聴く本屋さん

なつかしい仲間

内容紹介

『貧しき人々の群』『道標』などの代表作で知られ、昭和期に活動した作家の随筆。女同士の友情があてにならないとされたのは、女が自分の生活の主人ではなくて、受け身に起こる様々な悲喜を自分一個の幸不幸の範囲でだけ感じていた時代のことではないか。今では女の友情も、現実の社会感情としての本質の中で男が友を得るのと同じく、己を知ってくれる者を知るという要素が多くなっている。女の友情の地盤も広くなり、強くもなってきている。