耳で聴く本屋さん

宣言一つ

内容紹介

労働者の主体的な覚醒の重要性を説いた社会評論。有島は、労働運動が学者や思想家の手を離れ、労働者自身のものとなりつつあるという社会の変化を論じている。労働者は従来、学者や思想家に自分たちを支配すべき特権を許し、彼らの学説や思想に頼っていた。しかし労働者は人間の生活の改造が、生活に根ざした実行の外にはないことを知り始め、この迷信からの解放が成就されようとしているように見える、と言う。