耳で聴く本屋さん

かたわ者

内容紹介

フランスのトゥロンを舞台にした短編小説。この町には盲目のジャンと足の不自由なピエールという二人の身体障害者がいた。人々は、この二人だけが障碍者であると思っており、それは本来なら町の守り本尊である聖マルティンの木像に願をかければ障害が治ってしまうからであった。しかし、海賊の襲来を恐れた町の長老たちが像を山奥に隠してしまったため、治らない状態が続いていた。