耳で聴く本屋さん

砂糖

内容紹介

荷風はショコラや珈琲を好み、特に土耳古(トルコ)珈琲を愛飲していた。医師から砂糖分を含む飲食物を節減するよう注意を受けているが、若い頃からの嗜好が中年になって定まり、それを老境で変えることは困難であった。そうして、過去の記憶を辿ってショコラにまつわる巴里での思い出や、絵画や文学に描かれた菓子や果物の情景を振り返っていく。