耳で聴く本屋さん

鯉魚

内容紹介

京都・嵐山の臨川寺に仕える沙弥の昭青年は、寺の淵に集まる鯉に生飯を与える日課を続けていた。ある日、川岸で倒れていた若い女性・早百合姫を助ける。彼女は細川方の大名の娘だが、戦乱により家来に見捨てられ、孤独な旅の末に行き倒れていた。昭青年は彼女を苫船に匿い……。