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正宗 白鳥

明治から昭和時代の小説家、劇作家、批評家。1879年に岡山県で生まれる。キリスト教の影響を強く受け、代表作に『塵埃』『玉突屋』などの自然主義文学作品がある。晩年まで人生の虚無観をテーマにした作品を発表し、ニヒリストと評される一方、ロマン主義的な傾向も併せ持っていた。文芸評論でも独自の手法を展開し、劇作家としても高い評価を得た。1962年に83歳で死去するまで、文壇の第一線で多彩な活躍を続けた。

正宗 白鳥の作品一覧