耳で聴く本屋さん

蒲 松齢

17世紀に活躍した中国(清)の小説家・文学者。代表作に怪異小説の名作と称される『聊斎志異』がある。19歳で秀才となるほどの文才を示すが、その後は科挙に合格できず、地方の家庭教師として生涯を送る。33歳から執筆活動に入り、読書と著作に専念。晩年の71歳で科挙の前段階の試験(貢生)に合格したものの、生涯を通じて知識人としては不遇の境遇が続いた。

蒲 松齢の作品一覧