火野 葦平
大正から昭和時代の小説家。福岡県出身。早稲田大学中退後、地元で労働運動に参加するが転向。1937年に『糞尿譚』で芥川賞を受賞した。帰還兵を描いた『麦と兵隊』で一躍脚光を浴び、太平洋戦争中は報道班員として活躍する。兵士の心情や兵隊生活への理解と共感が描写されている点が作品の特色だが、戦後は戦争責任を指弾された。1960年、睡眠薬自殺。
大正から昭和時代の小説家。福岡県出身。早稲田大学中退後、地元で労働運動に参加するが転向。1937年に『糞尿譚』で芥川賞を受賞した。帰還兵を描いた『麦と兵隊』で一躍脚光を浴び、太平洋戦争中は報道班員として活躍する。兵士の心情や兵隊生活への理解と共感が描写されている点が作品の特色だが、戦後は戦争責任を指弾された。1960年、睡眠薬自殺。