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葉山 嘉樹

大正から昭和時代のプロレタリア作家。福岡県出身。早稲田大学中退。セメント工場で経験した事故や、労働組合運動への参加体験を基に処女作『淫売婦』を発表。代表作『海に生くる人々』で一躍注目を集める。プロレタリア文学運動の分裂期を通じ、労農芸術家連盟に所属し、作家として活動した。晩年は満州に渡って開拓団員を務めるが、帰国途中に病死。生涯にわたり労働者の立場を貫いた。

葉山 嘉樹の作品一覧