羽仁 もと子

明治から昭和時代の教育家。青森県出身。明治女学校で学び、日本初の女性記者となる。1903年に雑誌『家庭之友』(のち『婦人之友』)を創刊し、家庭や教育の啓蒙に尽力した。1921年、文部省の教育課程にとらわれない自由学園を設立。「活きた教育」の実践を目指し、キリスト教と自由主義を結びつけた教育思想を展開する。近代化に伴う合理的な生き方や婦人の地位向上にも影響を与えた。1957年死去。