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田山 録弥

明治から大正にかけて活躍した小説家。1871年に群馬県で生まれる。18歳の時に上京し、尾崎紅葉に師事。島崎藤村らと交流を深めながら、自然主義文学の地位を築く。代表作に『蒲団』『田舎教師』のほか、『重右衛門の最後』『露骨なる描写』などがある。客観的な描写で知られ、晩年は歴史小説『源義朝』にも手を染めた。実存的なテーマを扱い、当時の文壇に大きな影響を与えた。喉頭がんのため60歳で死去。

田山 録弥の作品一覧