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酒井 嘉七

昭和時代の探偵小説作家。1905年に兵庫県神戸市に生まれる。貿易会社に勤務しながら創作活動を行い、1934年に「亜米利加発第一信」でデビュー。代表作に「京鹿子娘道成寺」、翻訳長編に「霧中殺人事件」などがある。戦時下という困難な時代だったため活動期間は4年余りと短かったが、航空や歌舞伎を題材にした作風で広く知られる。1945年の神戸大空襲で被災し、1946年に岡山で病死。

酒井 嘉七の作品一覧