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小酒井 不木

明治生まれの小説家兼犯罪学者。別名鳥井零水。1890年10月8日、愛知県の地主の長男として生まれる。本名は小酒井光次。父親は村長や群会議員を務めた名士。東京帝国大学大学院では生理学・血清学を専攻、並行して犯罪学の研究にのめりこむ。該博な医学知識を素地にした探偵小説が評価され、同ジャンルの先駆者、江戸川乱歩や横溝正史とも交流を持った。海外の探偵小説の翻訳にも熱心だった。

小酒井 不木の作品一覧