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甲賀 三郎

太平洋戦争の最中に活躍した日本の推理作家、戯曲作家。本名は春田能為。1893年、滋賀県蒲生郡日野町で生まれる。当初は農商務省で化学技官として勤務していたが、のちに職業作家へと転じた。戦前の探偵小説界では、江戸川乱歩、大下宇陀児と並ぶ3大巨星の一人として名声を博した。木々高太郎との間で繰り広げられた論争は話題を呼び、当時の探偵小説の文学性に大きな影響を与えたとされている​​​​​​。

甲賀 三郎の作品一覧