耳で聴く本屋さん

倉田 百三

劇作家・評論家。1891年2月23日広島県生まれ。実家は呉服屋。女系家族唯一の男子であった。幼少期に仏教、青年期にキリスト教の思想を深める。1916年に発表された『出家とその弟子』は、信仰、人間の愛欲、罪を描いた宗教文学の名作として知られる。後年は妻子や愛人、元許婚らと同居する生活様式が多妻主義であると批判を受け、芸術家集団「新しき村」の反発を招く。享年51歳、死因は肋骨カリエス。

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