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久米 正雄

1891年11月23日長野県生まれ、俳号は三汀。夏目漱石の門人となり、芥川龍之介・菊池寛・松岡譲らと第四次「新思潮」を創刊した。漱石の長女・筆子に求婚するも、怪文書による誹謗中傷と漱石未亡人の反対が原因で破談に至り、傷心の日々を過ごす。その後菊池寛の勧めで「時事新報」に「蛍草」を連載、感傷的な作風の通俗小説で絶大な人気を博す。芥川賞の初代選考委員の一人。

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