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国枝 史郎

1887年10月4日、長野県の役人の四男として生まれる。幼少期は父の仕事の都合で転居・転校を繰り返す。早稲田大学英文科に入学後は詩や演劇に傾倒、精力的に小説を寄稿した。小川未明主宰の青鳥会にも参加。大学中退後は大阪朝日新聞に入社、記者の経験を積む。1927年小酒井不木らと「耽奇社」を結成、怪奇幻想色の濃い作品を世に送り出す。作風の類似した江戸川乱歩・夢野久作と並べて語られることが多い。

国枝 史郎の作品一覧