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金子 ふみ子

大正期に活動したアナーキスト。1903年1月25日神奈川県横浜生まれ。少女時代は無戸籍や貧困など不遇を囲い、自分の身の上や社会的状況に憤りを持った。17歳で単身帰国・上京したのち、社会主義者のグループに参加。活字拾いや女給をしながら読み書きを学び、政治運動に身を投じていった。恋人の朴烈と共に天皇、皇太子の殺害を計画したとし、関東大震災の二日後に『大逆罪』で拘束される。23歳で獄死。

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