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池谷 信三郎

東京生まれの小説家、劇作家。1900年、東京市京橋区船松町(現・東京都中央区)に生まれる。東京帝國大学法学部(現・東京大学法学部)、ベルリン大学法科中退。高等学校在学中から創作活動を始め、ベルリン留学中に村山知義の影響を受け芸術運動に触れる。関東大震災で帰国後、懸賞小説『望郷』で文壇に登場。村山らと劇団「心座」を結成し戯曲も発表。新感覚派の作家として注目されたが、結核により33歳で早世。死後、菊池寛により池谷信三郎賞が設立された。

池谷 信三郎の作品一覧