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岸田 国士

日本の劇作家、小説家、評論家、翻訳家、演出家。1890年11月2日、東京市四谷区(現・新宿区)に生まれる。陸軍士官学校卒業後、東京帝国大学でフランス文学を学ぶ。フランス留学を経て、戯曲『古い玩具』で文壇に登場し、『チロルの秋』などで注目を集める。新劇運動の指導者として活躍し、文学座創立に尽力。代表作に戯曲『牛山ホテル』、小説『暖流』など。翻訳家としてもジュール・ルナールの作品を紹介。1954年3月5日、63歳で逝去。日本近代演劇の発展に大きく貢献した。

岸田 国士の作品一覧