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村松 梢風

大正から昭和時代に活躍した小説家、随筆家。静岡県出身。慶應義塾大学中退後、電通の記者となる。1917年に『琴姫物語』で作家デビュー。 『中央公論』で情話物を執筆した後、個人雑誌『騒人』を創刊し、長編『正伝清水次郎長』を連載。伝記作品の分野で個性を発揮し、『近世名匠伝』、『本朝画人伝』、『近世名勝負物語』などの連作がある。新派の演目で知られる『残菊物語』の原作者でもある。1961年に71歳で死去。

村松 梢風の作品一覧