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三好 十郎

大正から昭和時代の劇作家。1902年に佐賀県で生まれ、複雑な家庭環境の中で育った。早稲田大学卒業後、左翼芸術運動に参加しプロレタリア演劇を手掛けるが、のちにマルクス主義から離れていった。代表作として『斬られの仙太』『彦六大いに笑ふ』『浮標』『獅子』など。太平洋戦争後も精力的に創作を続け、画家ゴッホの生涯を描いた『炎の人』で読売文学賞を受賞した。1958年に56歳で死去。死後に全集が刊行された。

三好 十郎の作品一覧